第125回 九州高校野球大会 (秋) 

 1回戦 第1試合 (2009年10月24日)  サンマリンスタジアム(宮崎)

鹿児島城西 対 宮崎日大 

投手
宮崎日大 武田
鹿児島城西 × 梶原
宮崎日大 29
鹿児島城西 28 東郷

 【試合時間】 2時間09分 (10:30〜12:39)  天気:小雨

 試合経過  (独自の記録であり公式記録と異なるところがあるかもしれません) ☆…好プレー

宮日大
沢坂 C T
投バゴ
T
左 飛
AE1→
四 球
U
左 飛
明神 F U
左 飛
U
中 飛
T
捕 犠
V
投ゴロ
三浦 G
一二安
C/
中前安
E1→
四 球
T
中 飛
星野 B V
一 飛

遊ゴ失
U
中 飛
D/
四 球
吉田 D T
捕邪飛
V
左邪飛
V
一 飛
U
捕 犠

中野

H
−/
中越2
 
FU
四 球
 
T
遊 飛
 
 
V
左邪飛





山本 E U
左 飛

中前安
U
右 直
T
右邪飛
土屋 A
死 球
T
投バ飛併
V
中 飛
U
遊 直
武田 @ V
投ゴロ
V
投ゴロ
T
遊ゴロ
V
投ゴロ

 ※ 5回表一死二三塁,打5番時,投手一塁牽制悪送球。二走一気に生還。一走は三塁へ

 〔投手交代〕 
 〔守備交代〕 6回裏(右)中野健(打5番から)  

 【盗塁】 3回表 三浦(打4時)
 【牽制暴投進塁】 5回表 沢坂,三浦(打5時)

 

鹿城西
染宮 H T
三 振
U
二ゴロ
V
三 直
U
死 球
江口 C
三バ安
V
遊 直
BCD
四 球
T※
投バ併
東郷 D U
三 振
CD/
二遊安
T
一 犠
−−D
中越3
中原 B V
遊ゴロ
T
投 犠
D/
右飛失
D→E
四球敬
大迫
渡司

 
F
R7
T
三ゴロ
 
U
一ゴロ
 
U
一 犠
 
E/
一二安
代走
川内 A U
中 飛
V
遊ゴロ
V
中 飛

一強安
梶原 @
四 球
T
三 振
T
三 振
V
遊ゴロ
中原 E V
二ゴロ
U
一ゴロ
U
三 振
中野 G T
三 振

二遊
V
二ゴロ

 ※ 8回裏 無死一塁,2番のバントは小飛球。投手ワンバウンドで処理,一塁アウト,二塁送球タッチアウト
 ※ 8回裏 二死一三塁,5番の打球は左邪飛。追いついたように見えたが取れない。その直後適時打。
 ※ 8回裏 二死二三塁,6番の打球は三邪飛。捕球態勢に入るが落球。その直後,一直,ジャンプして捕球するがこぼれ落ち,適時内野安打

 〔投手交代〕 
 〔守備交代〕 9回表(走→左)渡司

 【盗塁】 8回裏 渡司(打6時), 8回裏 川内(打7時)

 

投手 打者
宮崎日大 武田 右上 8回 34
鹿児島城西 梶原 右上 9回 36

 

得点圏の経過など  (桃色の背景は先頭打者出塁の回)



  一死二塁
F左飛
G死球
一二塁
H投ゴ
 
 
二死二塁
C遊失
一三塁
D左邪飛
 
 
 
無死
一二塁

Gバ飛併
二死一塁
(H投ゴ)
 
 
一死二塁
B四球
一二塁
C中飛
牽制失
二死三塁
D一飛
    二死二塁
H左邪飛
 
 
 
 
 
   得点圏
10打席
(四球2)
8打数
0安打
打点0
鹿



西
×
      一死二塁
D一ゴ
二死三塁
E遊ゴ
 
 
 
  一死二塁
C右失
一三塁
D一犠
二死二塁
E中飛
 
  二死三塁
C敬遠
D右安
一三塁
二三塁
E一安
F遊ゴ
  得点圏
9打席
(四球1)
(犠打1)
7打数
2安打
打点3

 【経過と私的評】 (あくまでも私的所見です)
 ・ 鹿児島城西にとっては,序盤から押され気味の苦しい展開。
 ・ 梶原投手は,序盤,変化球が高めに抜け,なかなか思ったように制球できない様子。
 ・ 相手投手は長身で西武・西口投手風の好投手。中盤まで得点できる雰囲気が出せない。
 ・ 5回表,一死一二塁で4番を飛球に打ち取ったが,二死後,一塁牽制が一塁手と息が合わなかったのか後逸。
  サンマリンスタジアムの広いファールグランドを転々とする間に,二走が一気に生還。先取点を与える。
 ・ 6回表の三者凡退で流れが来たのか,相手投手が疲れてきたのか,6回裏,いきなり先頭がストレートの四球。
  犠打で送って,4番中原大選手の当たりは,大きなライトフライ。背走して取ったように思えたが落球。
  一死一三塁になり,5番大迫選手が2球目をきっちりスクイズ。同点になる。
 ・ 梶原投手の投球が安定してきて,7回表,8回表と抑える。8回は左翼手の大迫選手がダイビングキャッチ。
 ・ 8回裏,死球で無死の走者を出すが,バントミスと相手投手の好判断で併殺になり流れが消えたかに思えた。
  しかし,3番東郷選手がセンター右に大飛球,三塁打を放つ。伝令後,4番中原大選手は敬遠の四球。
  このあたりから,小雨でなく雨になってくる。
  二死一三塁で,5番大迫選手は左邪飛。3アウトかと思いきや左翼手取れず,その直後一二塁間を破る適時打。
  さらに6番川内選手は三邪飛。ライン際で普通に取れそうな気がしたが風雨の影響か目測を誤り取れず。
  その直後,一塁ライナー。一塁手ジャンプして取ったかに見えたが,着地の時ボールもこぼれて適時打。
 ・ 中野投手も準備していたようであったが,9回も梶原投手が続投。雨の中,三者凡退で打ち取り完投勝利。
 ・ 序盤の様子を見ていると,正直相手が上かなとも思えたが,ツキを生かした勝負強さが光った。
 ・ 後半の梶原投手の好投も光った。投ゴロをさばくときに気合いが表れていた。
 ・ 横断幕に「我慢は勝利の源!」と書いてあったが,中盤までの我慢が勝利につながったようである。
 ・ 試合に関係ないが,鹿児島城西の横断幕がものすごく長くて大きかった。